支援計画改定で共産党都議団が都に申し入れ

日本共産党東京都議団(大山とも子団長、19人)は22日、子どもや若者への支援策をまとめた都の「子供・若者計画」の見直しに当たり、子どもや若者の意見を聞いて進めるよう小池百合子知事宛てに申し入れました。

都生活文化局の担当者に申し入れる日本共産党都議団=22日、都庁

申し入れでは、2020〜24年度の現行計画で、中間年をめどに施策の進捗(しんちょく)状況を基に、次期計画の見直しに向け課題を整理すると定めていることを指摘。この数年間で物価高騰やコロナ禍、孤立など子ども・若者の困難が広がっていると強調しました。

▽課題整理は都の関係局だけでなく、子ども・若者・支援関係者の意見を聞く▽実態調査を行い計画を引き上げ、青少年問題協議会で議論する▽都こども基本条例を踏まえ、青小協に当事者世代の参加を保障する-ことを求めました。

都生活文化局の担当者は「計画改定は、国が来年秋に予定する『こども大綱』策定を踏まえて行う」と説明。

米倉春奈都議は「子ども・若者の深刻な危機に対応した議論をする場を、今つくるべきだ」と要請しました。

(「しんぶん赤旗」2022年12月27日付より)