憲法改悪むりぽん! 「選挙ギャルズ」の「ラブピパレード」

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東京・銀座

(写真)「憲法改悪ムリぽ~ん!」と沿道にアピールし、銀座をパレードする選挙ギャルズ=20日、東京都中央区

「憲法改悪むりぽん!」「LOVE&PEACE」と、全国から集まった112人のギャルズが東京・銀座の街をパレードした20日の「ラブピパレード」。ピンク色にデザインされたプラカードを持って、サウンドカーが流す韓国の音楽グループ「BLACKPINK」の低音が効いた音楽に合わせて練り歩く光景に沿道から注目が集まりました。パレードを呼びかけたのは、自由な社会を求めて立憲野党を応援する「選挙ギャルズ」。

メンバーの一人(23)は、赤や緑など色とりどりのアフリカの服を着て参加。大学生の頃のゼミの先生がジェンダーや町づくりが政治につながっていることを教えてくれ、政治に興味を持ちました。「言いたいことが言いにくくなってきている。だから、発信していかなきゃと思った」と語ります。

SNSを見て千葉から来たという参加者は、「うちらの声ちゃんと聞いてる?」と書かれたプラカードを掲げていました。「カルトの息がかかった政治も、国葬もやめてほしい。なんでもかんでも閣議決定されて、ひどい社会になっている。安心して暮らせる社会にしたい」

(写真)銀座をパレードする選挙ギャルズ=20日、東京都中央区

参加者はサウンドカーからの「ウチらは求めてない改憲♪」「なめんなウチらの民主主義♪」のオリジナルソングの歌詞のリズムに合わせて鈴の入った楽器などを振るなど楽しんで歩きました。また、沿道では、サウンドに合わせ体を動かす人や、こぶしを突き挙げ応じる人もいました。

この日のために古着屋で購入したピンク色のポロシャツを着て参加した会社員の男性(25)は「デモに初めて参加した。堅苦しい言葉じゃなくギャル語で戦争反対や改憲反対を訴えていることに惹(ひ)かれて参加した」、「社会の中で感じる男らしさや女らしさを押し付ける風潮を変えたい」と話しました。

日本共産党の吉良よし子、田村智子、山添拓の各参院議員らが参加しました。

(「しんぶん赤旗」2022年8月21日付より)


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