東久留米市長選 篠原氏が健闘/東京

東京都東久留米市長選は26日投開票され、「新しい市政をつくる会」の篠原重信氏(70)=無所属新、日本共産党・社民党推薦=は8800票(得票率23.44%)を獲得し健闘しましたが、及びませんでした。

当選は、新人の冨田竜馬氏(44)=無所属、自民党・公明党推薦=。

開票結果は次の通りです。

当 冨田 竜馬 44 無新 15922
細谷 祥子 67 無新 12820
篠原 重信 70 無新  8800
(投票率39.08%)

篠原氏は「市民の声をうけて練り上げた政策を掲げてたたかい、温かい中学校全員給食の実現などに市民の期待を感じた。今後も市政を変えるため頑張る」と語りました。新しい市政をつくる会は、「政策を市民に十分伝えきれなかった。次のたたかいに備えたい」と報告しました。

日本共産党の宮本徹衆院議員、原のり子都議、社民党の青木祐介市議も同席。篠原氏を支援した女性(39)は「知り合いのお母さんに声をかけると、普段は政治に興味がない人も要望を話してくれた。市長選をあらたなスタートにしたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2021年12月28日付より)