「産科ぜひ」と期待一身/尾崎あや子予定候補(62)現北多摩1区(定数3)東村山市・東大和市・武蔵村山市 定数3に有力5氏

ワクチン接種予約で対話する尾崎都議(写真提供:しんぶん赤旗)

定数3の北多摩1区は、日本共産党の尾崎あや子氏のほか、都民ファ、公明の現職、自民元職、立民新人の有力5氏が争い、各党がしのぎを削る大激戦を展開しています。

4年前、1085票差で尾崎氏に競り負けた自民は、同じ候補を担ぎ、1区内の自民系市議22氏との連名ポスターを張りめぐらすなど、これまでにないすさまじい執念で取り組みを展開しています。公明は連日駅頭に立ち、街角演説や訪問に取り組み、ポスター張りも旺盛に取り組んでいます。都民ファは、都の広報誌のような宣伝物で小池知事との連携をアピール。

独法化は争点

新型コロナ治療でがんばる都立・公社病院の医療後退につながる独立行政法人化はこの地域でも大争点です。

東村山市は、お産ができる医療機関がなく、東大和、武蔵村山両市にも各1カ所しかありません。公社・多摩北部医療センター(東村山市)に産科・NICU(新生児集中治療室)・小児外科設置を求める市民運動が起こり、その声を都議会に届けているのは1区で尾崎さんだけです。

東村山市の女性(39)は1人目を市内で出産。その後、産科がなくなり2人目は小平市で出産しました。「コロナで接触を避けたいこともありタクシーで往復5千円。さらに追加検査で2万~3万円の出費は重かった」「尾崎さんが当選して産科を」と、期待します。

質問回数最多

都議会で質問回数最多の尾崎都議は、商工業者団体で23年間働いた経験を生かし、中小企業・小規模企業振興条例制定の力になりました。3月の予算特別委で尾崎氏がコロナ対策緊急融資の拡充を求めた質問は、自民党都議から「いい質問だ」と声があがるほど。

都営住宅の名義人が亡くなると原則、配偶者しか住めなくなる改悪がされた2007年以降、8800世帯が住まいを奪われていることを、尾崎氏が都営住宅前の宣伝で告発しました。8階ベランダから顔を出して聞き入る人も。尾崎氏は「住まいは人権。安心して住み続けられる都営住宅にするため都議会で引き続き働かせてください」と訴えました。

19年参院比例で同区の共産党得票は4番目。尾崎予定候補再選のためには政党間の力関係を変える取り組みが必要です。

党北多摩北部地区と1区選対は「1区で一貫して、五輪や独法化中止、保健所復活を主張している尾崎さんに幅広い人から支持が広がる変化が生まれています。相手陣営の攻勢も今までになく、それを上回るポスター、音出し宣伝、支持拡大、党勢拡大に全力をつくす」と奮闘しています。

(2021年6月8日付「しんぶん赤旗」より)