ワクチン接種予約/そね都議と区議団連携 500件超す解決

ワクチン接種の予約改善、予約サポートを呼びかける、そね都議=東京都北区(写真提供:しんぶん赤旗)

東京・北地区委員会は、「希望する高齢者全員の接種を実現しよう」と、そねはじめ都議、区議団、支部が力を合わせて高齢者のワクチン接種を支援しています。

75歳以上の高齢者への接種が始まった10日には、区議団と、そね都議の連名で花川與惣太区長に▽ネット予約サポート窓口の開設▽ネットやコールセンターにつながりやすくする改善(回線やサーバーの増強)▽予約空き情報がログイン前に確認できるようにする―などの「ワクチン接種予約のアクセス改善」を要望しました。

6日にスタートした予約受け付けで「電話が一日中つながらなくてもうあきらめた」「ネットで予約しようとしたがエラーになり悲しい」「接種券番号が小さくて読めない」などの事態が多発していることをふまえた要望です。

9人の区議団はこの間、そね都議と連携して500件以上の予約を支援しています。予約の受け付けが始まる午前9時から開始し、つながらなくても粘り強く続行。すいてくる夕方以降にも活動しています。地域支部の党員が訪問し、その場で区議と連絡をとって予約に結びつけたこともありました。そね都議、区議は、街頭からもプラスターなどで「相談は共産党へどうぞ」と呼びかけています。

支援した高齢者には、予約ができず「うつになった」「血圧が上がった」という人もいました。予約ができて「本当にありがとう」と涙を流す人もいました。

対話の中で都議選が話題になります。「なんでこんな時期に五輪なの」の声も出ます。「自分にできるのはこれくらい」と、共産党への支持や、「しんぶん赤旗」購読も広がっています。

そね都議は「自治体も職員も限界状態。共産党になんでも相談してほしい。全力で支援します」と力を込めます。

(2021年5月29日付「しんぶん赤旗」より)