飛行中止米軍に求めよ

❚ 東京・あきる野 市民団体 市に要請

 オーストラリアで米海兵隊の輸送機オスプレイが墜落し死傷者が出た事故を受けて、東京都あきる野市の市民団体・個人が29日、同市上空でのオスプレイの飛行中止を米軍に申し入れるよう中嶋博幸市長宛てに要請しました。

 要請したのは、あきる野市9条の会や市民連合あきる野、労働組合、市民団体の有志。

 要請では同市上空での米空軍オスプレイなどの飛行が年々激化し「市民の安全と静穏な生活が脅かされている」と強調。

 エンジンの動力をローターに伝えるクラッチの不具合という構造的欠陥が解消されず「安全性への市民の疑問と不安がかつてなく高まっている」中で、28日にも昼から夜にかけて確認されただけでも12回も同市上空を飛び回り、市民に恐怖を与えているとして、オスプレイの訓練飛行中止を申し入れるよう求めました。

(しんぶん赤旗2023年8月30日付より)

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