日本共産党の小池晃書記局長が出演した28日夜放送のBS―TBS番組「報道1930」で、東京都世田谷区が新型コロナウイルス感染拡大を抑止するためにPCR検査体制の大幅拡充を独自で進めていることが紹介されました。

同区では、東京大学の児玉龍彦名誉教授の提言をもとに「誰でも いつでも 何度でも」検査が受けられる体制を目指す「世田谷モデル」の取り組みが始まっています。
感染の封じ込めに成功した国や都市を参考にしながら、「飲食店、学校、理容室等を対象に積極的な検査の実施」などを行うとしています。

同区では若者への感染が広がり、1日当たりの陽性者数が34人にのぼる日も出てきています。

リモート出演した保坂展人世田谷区長は「今の感染の勢いを見ると検査数を1桁も2桁も上げないと間に合わない」と危機感を示し、1日に2千~3千人規模の検査を想定し、医療、保育、介護などの職員には定期的な検査もできるように準備していくと述べました。

小池氏は「世田谷はホームページで検査数と陽性者数を毎日出している。これだけの情報公開をしているのは、東京23区の中でも世田谷しかない」と強調。

一方で、国が検査戦略の方針を大本から変える必要があると述べ、「世田谷区のように、感染を広げるリスクがある職種には繰り返し定期的な検査を行う。エピセンター(感染震源地)となっている地域では住民と在勤者の全体を対象にPCR検査をする。こういう体制をつくらなければ感染拡大は収まらない」と主張しました。

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(2020年7月30日付「しんぶん赤旗」より)