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【都議補選】4統一候補健闘 本気の共闘、力を発揮

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東京都知事選と同じく5日に投開票された4都議補選(日野市、北多摩3区〈調布、狛江両市〉、大田区、北区)=各被選挙数1=は、いずれも市民と野党の統一候補と自民党候補の対決となりました。

日本共産党の清水とし子氏が日野市で、田中とも子氏が北多摩3区で、立憲民主党の松木香凛氏が大田区で、斉藤里恵氏が北区で奮闘。
当選には至りませんでしたがいずれも接戦となり、次につながる選挙となりました。市民と野党の共闘が発展しています。

日野「市民選対」が大奮闘

日野市では日本共産党の清水登志子氏(57)=新=が自民党公認・公明推薦候補との一騎打ちで3万5,034票(得票率42・98%)を獲得しました。

聴衆の声援に応える小池、菅、清水、大河原の各氏

聴衆の声援に応える小池、菅、清水、大河原の各氏=4日、東京都日野市(「しんぶん赤旗」提供)

清水氏の得票は、昨年の参院選比例代表で共産党、立憲民主党、社民党が獲得した得票合計2万8,267票の1・24倍。
2017年衆院選小選挙区(東京21区)で同市での野党共闘候補が獲得した1万3,860票の2・53倍です。

過去の国政選挙と比べて得票を大きく伸ばした背景には、野党各党が「わが候補」として本気で応援したことに加え、無党派など幅広い市民が立ち上げた「市民選対」の取り組みがありました。

選挙結果が判明した6日未明、清水氏は事務所で「結果は悔しいが、野党や市民のみなさんと気持ちを通わせて、一緒にたたかえたことは大きな財産です」と語りました。

「市民選対」のメンバーの一人、木村真実弁護士は「結果は残念ですが、みんなが頑張ることができ、日野市民の力を感じた選挙だった」、窪田之喜(ゆきよし)弁護士も「たたかいは1回だけでは終わらない。来年の都議選、市長選や衆院選などで共闘し、勝利に力を出したい」と話しました。

「市民選対」は清水氏の立候補表明(4月30日)後に立ち上げられ、独自に宣伝カーを運行。ビラ、選挙はがきの作成やSNSでの発信など大奮闘しました。木村弁護士は「みんなで頑張れる、いい選挙ができた」と振り返ります。

野党共闘も深化しました。立憲民主党の菅直人元首相、大河原雅子衆院議員、社民党の福島瑞穂党首、新社会党の代表らが次々に応援に駆け付けました。大河原氏は6月6日の街頭演説で「初めて共産党の宣伝カーから訴えた」と発言。選挙最終日には、清水氏と共産党の小池晃書記局長とともに、午後8時まで候補者カーから訴えました。

一方、自民党陣営は菅義偉官房長官や萩生田光一文部科学相、河野太郎防衛相、岸田文雄党政調会長ら閣僚・党幹部クラスを相次ぎ投入。「共産党に負けるわけにいかない」(菅官房長官)と絶叫。宣伝カーが「見えない敵はコロナ。見える敵は共産党」と流すなど、異様な取り組みを展開しました。

こうした中で、保守市政与党だった元市議や元市幹部が清水氏に「頑張ってほしい」と声をかけたり、長年の自民党支持者が「清水さんに入れる」と話したりするなど、反響が広がりました。

共産党南多摩地区委員会の早川寛委員長は「日野市で史上初の、市民と野党の本格的な共闘が実現した。コロナ危機下で深刻化する都民の命と暮らしを守るため、共闘を強め全力を尽くす」と話しています。

[北多摩3区]今後に必ずつなげる

訴える共産・田中候補と立民・山花衆院議員、共産・山添参院議員

訴える共産・田中候補と立民・山花衆院議員、共産・山添参院議員=6月26日、東京都調布市(「しんぶん赤旗」提供)

北多摩3区の田中とも子氏(62)は、自民党新人の得票には及ばなかったものの、党派選挙としては過去最高の3万7,466票を獲得し、大健闘しました。

結果が判明した6日、田中氏は「立憲民主党や社民党のみなさんから応援をいただき、新たな共同を実現できたと思います。今後に必ずつなげていきたい」と決意を語りました。

田中氏の他、自民新人ら3人による争いとなった選挙戦。立憲民主党の支援を受け、田中氏は得票を昨年の参院選での共産党比例票から約2・3倍に伸ばしました。

日本共産党狛江市議団の宮坂良子団長は、「都知事選をたたかった宇都宮健児さんと田中さんが掲げた政策で一致し、命と医療を守る都政にしたいという思いで共同ができたんじゃないか」と語ります。

最終盤の3日、小池晃書記局長を迎えた狛江市での共産党街頭演説には立憲民主党の山花郁夫衆院議員も駆け付け、肩を並べて田中氏への支持を呼びかけました。調布市でも、最終日の田中氏の街頭演説に、立憲民主党市議の姿がありました。

宮坂市議は「共闘したみなさんたちの真剣な頑張りに私たちも励まされました。共闘がこうやって発展していくんだと目の当たりにした思いです」と語ります。

田中氏を支援した社民党前市議の市原広子さんは「宇都宮さんや田中さんが掲げた反貧困や反差別、コロナ禍での住まいの保障など今回一致できた政策を軸に、今後も共同を広げていく必要があると思います。国政は安倍自公政権にこれ以上任せられないし、都政も小池百合子知事のやり方を認めるわけにはいかない。自分たちは間違っていないと、希望を持って頑張っていきたい」と話しました。

(2020年7月7日付「しんぶん赤旗」より)

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