【都知事選】小池知事 都の事業を選挙利用/党都議団が中止要求

大山とも子・都議団幹事長
大山とも子・都議団幹事長

日本共産党東京都議団の大山とも子団長は25日、都が29日にネット中継で開くとしている「都財政に関する知事と有識者との意見交換会」について、「知事選の期間中であり、都の事業を選挙に利用する公私混同、都政の私物化と言われても仕方ないもの」だとして、開催の再検討とネット中継の中止を求める談話を発表しました。

小池知事が知事選期間中に都の公式サイト上で映像を流すのは、22日に公表した新型コロナウイルス感染症をめぐる動画に続くものです。

大山氏は、小池知事が知事選立候補者の一人であると指摘し、「都のインターネットを選挙に利用することは許されない」と批判。
「今、小池知事がすべきは、東京で再び増え始めた新型コロナウイルス感染症への対応や、都財政問題をはじめ都政の課題について、都知事選候補者と正々堂々と都民の前で公開討論を行うこと」だと強調しました。

(2020年6月26日付「しんぶん赤旗」より)

icon-arrow-circle-o-right都議団サイト「都財政に関する知事と有識者意見交換会のネット中継は中止を(談話)」