安倍政治にサヨナラの審判を~志位委員長訴え・新宿

第198通常国会は26日、150日間の会期を終えて閉幕し、日本の命運を左右する参院選は事実上の本番に突入しました。

政府は同日の臨時閣議で参院選日程を「7月4日公示、21日投票」と決めました。

日本共産党は国会閉会にあたり党議員団総会を開催。

あいさつに立った志位和夫委員長は、会期末まで予算委員会審議を逃げ回った安倍政権を「国政を担う資格がない」と批判。
「この国会の決着は参院選でつけよう」と呼びかけると大きな拍手が湧き起こりました。

参院選改選議員となる8氏が決意を語り、「団結がんばろう」を唱和。

その後、党幹部、国会議員は全国各地で参院選候補らとともにいっせいに街頭に出て、宣伝を繰り広げました。

志位委員長は、東京・新宿駅前で、東京選挙区(改選数6)の吉良よし子参院議員とともに訴えました。

訴える志位和夫委員長と吉良よし子参院議員、原純子参院比例候補=26日、東京・新宿駅西口(「しんぶん赤旗」提供)
宣伝カーには「暮らしに希望を HOPE」と書かれ、ガーベラの花をモチーフにした横断幕が掲げられ、大きくアピールしました。

志位委員長は冒頭、「ガーベラの花言葉は『希望』。私たちは希望を掲げてこの選挙戦をたたかいます」と表明しました。

3月以降、衆参両院で一度も予算委員会が開かれなかったと告発し、「国民の前で論争する意思も能力もない。安倍政権に国政を担う資格はありません」とズバリ。

「この決着は参院選でつけようではありませんか。市民と野党の共闘の勝利、日本共産党の躍進、東京選挙区の吉良よし子さんの勝利で、『国民のだれもが希望をもち、安心して暮らせる日本』をつくりましょう」と呼びかけました。

くらしの問題で、年金問題が大争点に浮上していると指摘。
国会の党首討論で、安倍首相が年金給付を自動的に削減する「マクロ経済スライド」の廃止には「7兆円必要」と語ったことに言及し、「国民の年金を7兆円規模で奪うものです」と告発。
「減らない年金」のための財源提案を紹介しました。「争点は明瞭です。『マクロ経済スライド』で7兆円の年金削減か、『減らない年金』にしていくか。共産党の躍進で、安心の年金への第一歩を踏み出しましょう」と力を込めました。

消費税10%増税で、安倍政権が増税を訴えて選挙をたたかうとしていると指摘し、「受けて立とうではありませんか。参院選で主権者・国民の審判で10%増税を必ず止めましょう」と呼びかけました。

その上で「くらしに希望を―三つの提案」を具体的に紹介し、「消費税に頼らない別の道」で実現すると語りました。

安倍首相が、参院選で「憲法を議論する政党か、しない政党かを訴える」と語ったことに触れて、「憲法をないがしろにする安倍政権に憲法を議論する資格なし」と批判。憲法を生かす政治をめざすと表明しました。

民主主義の問題で、ジェンダー平等、性暴力・ハラスメントの根絶などを訴えました。

実現する希望は市民と野党の共闘にあるとして、32の1人区では「最大限の協力」で勝利をめざすと表明。
国民の願いの実現には「財界中心」「アメリカいいなり」という二つのゆがみをただすことが必要だとして、日本共産党の躍進を訴えました。

吉良議員は「国民の声を届け、政治を動かし、社会を変える。2期目も必ず勝利させてほしい」と訴えました。

緊急の街頭宣伝でしたが、足を止めて聞く人びとの輪が大きく広がり温かい拍手が何度も起こりました。

(2018年6月27日付「しんぶん赤旗」より)