東京都議会は6日の本会議で、築地市場跡地(中央区)を都の市場会計から一般会計に売却(有償所管換え)する2018年度補正予算を賛成多数で可決しました。

反対討論する尾崎あや子議員=6日、都議会本会議(「しんぶん赤旗」提供)
日本共産党の提案を受けて記名投票で行った採決では、都民ファーストの会、公明党、「東京みらい」が賛成(75票)しましたが、反対が共産党、自民党、立憲民主党・民主クラブ、「維新・あたらしい・無所属の会」など6会派50票に及びました。

採決に先立ち討論を行った共産党の尾崎あや子都議は、小池百合子知事との一問一答質疑を通じて、「築地は守る」「市場機能確保」公約への違反が明らかになったにもかかわらず、知事が「大きな方向性は変わっていない」というごまかしと居直りを続けていると批判。

水産仲卸業者でつくる「築地女将さん会」の「知事にだまされた」という訴えを紹介し、「築地ブランドをつくり守ってきた人たちが『裏切られた』と怒りの声を上げている。都民と市場関係者に謝罪し、公約を守るべきだ」と求めました。

尾崎都議は、築地跡地が実際に一般会計に移管されるのは数年後だと述べ「売却を補正予算で急いで決める必要は全くない」と指摘。
跡地の再開発について、仲卸業者、築地場外市場、都民の意見をよく聞いて、多くの都民が納得できる計画にするよう強調しました。

(2019年3月7日付「しんぶん赤旗」より)

icon-arrow-circle-right尾崎あや子都議の討論全文