【西東京市議選】4氏全員当選/福祉切り捨ての自公批判 共産党は拡充訴え

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23日投開票の東京都西東京市議選(定数28、立候補33人)では、日本共産党の藤岡智明(72)、保谷清子(71)、大竹あつ子(49)=以上現=中村すぐる(31)=新=の4氏が全員当選し、現有4議席を確保しました。

市議選で共産党は、自公市政の公共施設やがん検診など軒並み有料化・値上げ計画を告発。
市政の流れを切り替え、認可保育園の増設や学校給食の無償化、国民健康保険・介護保険の負担軽減、コミュニティーバスの拡充などを訴えました。

4氏が得た計6,867票(得票率11·38%は、投票率が前回比4ポイント近く低下したもとで、前回より644票減らしましたが、得票率はほぼ前回並みでした。

また、昨年衆院選比例代表の得票9,321票(得票率10.32%)に比べ2,454票减でしたが、得票率では1.06ポイント伸ばしました。

自民党は現有8議席から10人を擁立し、公明党(5人)と合わせて過半数を狙いましたが、新人1人が落選し、過半数を確保できませんでした。

共産党の開票結果は次の通りです。

⑬中村すぐる(31)新人 1,931票
⑭保谷清子(71)現職 1,910票
⑰大竹あつ子(49)現職 1,684票
㉗藤岡ともあき(72)現職 1,342票

以下は議会新分野、カッコ内は前回議席数です。

▽共産党4(4) 自民党9(8) 公明党5(5) 立憲民主党2(0) ネット2(2) 諸会派1(4) 無所属5(5)、議席占有率14.29%

(2018年12月25日付「しんぶん赤旗」より)