都内各地で日本共産党と語るつどい

この記事は約3分で読めます。

港区・笠井亮衆議院議員

日本共産党東京都港地区委員会は23日、笠井亮衆議院議員・党政策委員長を招いて、「日本共産党と語るつどい」を同区内で開きました。

会場にはあふれるほどの人が集まり、笠井氏と意見や質問を交わしました。

会場からの質問にこたえる笠井亮衆院議員

会場からの質問にこたえる笠井亮衆院議員

笠井氏は、総選挙後の国会の動きについて報告するとともに、安倍政権による9条改憲ストップの3000万署名を広げ、憲法改悪の発議を許さないたたかいを広げようと呼びかけました。

笠井氏は、安倍暴走政治をストップさせるために、市民と野党の本気の共闘をすすめるぶれない政党が大切だと述べ、力を発揮していく決意を語りました。

会場からは質問が続出。「共産党を丸ごとわかってもらうにはどうすればいいか」という質問に笠井氏は、「安保法制廃止など、どんな問題でもぶれずに頑張る共産党の値打ちを語るとともに、政治のゆがみの根っこをただす共産党の役割が見えるようにすることが重要です」と答えました。

当日入党申込書を持参した同区の女性(68)は、「笠井さんは自分の心にあったものと同じことを言ってくれたので、こういう機会があって良かった」と話しました。

会社員の男性(24)は「甲府にいた祖父母から空襲の経験を聞いて育ったので、戦争だけはしてはいけない、憲法9条を変えてはいけないと思っている。これから共産党を大きく広げたい」と話しました。

東村山市・武蔵村山市 宮本徹衆議院議員

日本共産党の宮本徹衆院議員は23日、東京都東村山市と武蔵村山市で地域の党支部・後援会が開いた「宮本さんと話すつどい」で、総選挙での支持に感謝を表明し、「選挙で勝つためにも、日本共産党そのものを大きくする必要がある。ぜひお力添えをお願いします」と訴えました。

日本共産党支部主催のつどいで語る宮本衆院議員(東京都東村山市)

日本共産党支部主催のつどいで語る宮本衆院議員(東京都東村山市)

東村山市でのつどいで訴えた女性は「要介護度3の夫と2人暮らし。介護を担う職員は待遇が低くて辞めてしまう。国保料は上がる、年金は下がる。こんな生活はおかしい」と語りました。

宮本氏は年金や介護など社会保障は「税金の使い方の根本です」と述べ、自公政権が要支援者を介護保険の対象から外し、社会保障予算の自然増加分も削減していることを批判しました。

市民運動にかかわってきた男性は、市民と野党の共闘に取り組んだ総選挙を振り返り、「反原発などに一緒に取り組み、少しずつ関係を作ってきた。大同団結することが大事だ」と語りました。

武蔵村山市でのつどいでは、男性が「『党名を変えるとかイメージチェンジしては』との声もあるが」と発言。
宮本氏は「共産党という党名は、(資本が)長時間労働を強制する社会ではなく、労働時間を短くして人間の自由な社会をつくる理念を込めたものです」と答え、「一人ひとりの活動を通じて、こういう党だと知ってもらう努力が必要だと思っています」と述べました。

以前自民党を支持していたという女性も「自民党の人から『共産党は反社会的な集団』だと聞いていたが、共産党を知って、それはまったく違うことが分かった。多くの人に共産党を知ってもらいたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2017年11月24日付より)