若者の未来を切り開く
訴えから

日本共産党東京都選挙区候補

山添 拓さん

訴える山添拓東京選挙区候補(「しんぶん赤旗」提供)
訴える山添拓東京選挙区候補
(「しんぶん赤旗」提供)

私は、若い世代の力で新しい政治を切り開きたい。若い世代はあらゆる段階で困難に直面しています。大学に入れば高い学費、奨学金を使えば借金です。私も高校時代から奨学金を借りて返済を続けています。40代までかかります。利子まで付けて返せというのが日本の制度。こんな国は世界でほかにありません。
大学授業料値下げ、返さなくてもいい奨学金を今すぐつくる。ブラックな働き方を無くす。選挙で変えれば必ず実現できます。
私は都内各地の街頭で、働く実態を調査してきました。550人が回答した中には〝毎日のように残業がある〟〝一ヶ月にすれば80〜100時間〟〝タイムカードがない〟〝残業代もまともに払われない〟という声があります。正規社員の3人に1人が今の仕事を3年以内に辞めたい。大変なことです。
若者が自分らしく、やりがいを持って働き続けることができない社会に、未来はない。私がとりくんだ過労死事件では、1ヶ月に200時間近い時間外労働で脳の病気で命を落としたケースがありました。残された家族は、大きい悲しみにとらわれます。そのうえ「自分がもっとしっかりしていれば死なずにすんだかもしれない」「休んでいいよ、一声かけてあげられたら」ー。自分を責めて苦しんでいます。
働きすぎで命を落とす社会は異常です。安倍政権は、どう回答を示そうとしているのか。アベノミクスの名の下で、企業が世界で一番活躍しやすい国をつくる。だから、過労死を促進するような残業代ゼロ法案を国会に出した。派遣から正規への道を閉ざす労働者派遣法を改悪した。1億総ブラック社会をもたらすようなアベノミクスは終わりにしようじゃないですか。
今度の選挙で野党が議席を増やし、過半数をとれば、参院で長時間労働を規制する法律を通すことができます。働く者の命と暮らしを守るルールづくりを私、山添拓に託してください。

(6月25日、東京・八王子市の街頭演説)

山添拓候補の訴えは「やまぞえたくチャンネル」でご覧になれます。