1億総ブラック化許せない
山添 拓 東京選挙区候補

2016年5月25日 ,

23日、東京で開かれた日本共産党演説会では、田村智子副委員長・参院議員(比例候補)と山添拓東京選挙区候補が参院選の躍進・勝利への決意を訴えました。訴えの要旨を紹介します。


山添拓 参院東京選挙区候補の訴え

訴える山添拓東京選挙区候補(「しんぶん赤旗」提供)
訴える山添拓東京選挙区候補
(「しんぶん赤旗」提供)

働くものを大事にしない安倍政治に強い怒りをもっています。弁護士になって最初に取り組んだ過労死事件があります。裁判が続いています。当事者が(死亡して)いないので、残された手帳や業務日誌、メールなどからたどるしかないのですが、あまりにもひどい労働・生活実態が浮かび上がり、パソコンに打ち込みながら背筋が凍る思いをしました。
いま都内で(若者を使いつぶす)ブラックな働き方の調査をしています。先日も深夜の10時ごろから駅頭に立ちました。次々に足が止まり、「週20時間の残業」などの実態が寄せられます。過労死ラインを超える超長時間労働は珍しくありません。過労死も後を絶ちません。こうしたブラックな働き方に政治はメスを入れ、労働時間を短縮し、短い労働時間で暮らしていける賃金を保障するべきです。
若者が家に帰ったら寝るだけ、家族と過ごす時間も奪われるようなことをもたらした政治は許せません。「1億総活躍」どころか「1億総ブラック化」をすすめる安倍政権を、このままにしておくわけにはいきません。
国民の暮らしと働くもののルールをつくる仕事を、私に託してください。国民1人ひとりが大事にされる社会へ、日本共産党を比例でも選挙区でも大きく躍進させてください。

(「しんぶん赤旗」2016年5月25日付より)