横田にオスプレイ来るな 5000人超大集会
戦争法廃止の運動と連帯

“もっと危険知らせる”

東京都福生市の多摩川緑地福生南公園で21日に開かれた「オスプレイは東京・横田基地に来るな」大集会(主催=オスプレイ反対東京連絡会)。5000人を超える人たちが集まり、オスプレイ配備撤回と戦争法廃止のため、力を合わせようと決意を固めあいました。

集会では、神奈川県の「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」の宮応勝幸事務局長が連帯あいさつ。沖縄統一連、元砂川事件弁護団の内藤功弁護士からメッセージが寄せられました。

リレートークでは、各団体から6人が発言し「オスプレイ配備は絶対許さない」などと決意表明しました。

日本共産党の小池晃副委員長・参院議員が連帯あいさつし「横田基地へのオスプレイ配備も、日米共同司令部の配備も戦争法の具体化そのもの。戦争法廃止、首都・東京にオスプレイは来るなの声をあげていこう」と呼びかけ、参加者は「そうだ」の声と大きな拍手でこたえました。

icon-arrow-right 小池副委員長・参院議員のあいさつの概要はこちら

集会には、日本共産党から、田村智子参院議員・比例候補、山添拓参院東京選挙区候補、都議団なども参加しました。


テレビの音が聞こえない 団体代表がリレートーク

集会では、6団体の代表がリレートークで訴えました。

毎月基地の前で座り込み行動を行っている「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の高橋美枝子代表は「2012年から3年間で、のべ1500人のパラシュート降下訓練が行われ、MVオスプレイの離着陸は去年7月から98回になる。CVオスプレイの配備は絶対に許せない」と語りました。

第2次新横田基地公害訴訟団の清水幸一事務局長は「基地周辺では、平日夜の一家だんらんお時間帯に3、4分に1機の密度で米軍機が飛び、テレビの音も聞こえない。みなさんとともに頑張りたい」と話しました。

都教組西多摩支部の今井透事務局長は「米軍機が通ると、飛行機と学校の距離が短すぎて、影で教室が一瞬真っ暗になる。福生の空に、街に、国に、オスプレイも基地もいらない」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月24日付より)