戦争法廃止 各党に問う集会

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共闘広げ 政権倒そう

東京選出の国会議員に戦争法廃止の展望を問う集会「安保法制これでよいのか、立憲主義、民主主義、平和主義」が18日夜、練馬区で開かれ、約80人が参加しました。主催は、安保法制をただす練馬区実行委員会で、ねりま九条の会が共催しました。

東京・練馬 田村氏訴え

戦争法廃止へ力を尽くすと訴える(左から)田村、小川、木内の各氏=18日、東京都練馬区

戦争法廃止へ力を尽くすと訴える(左から)
田村、小川、木内の各氏=18日、
東京都練馬区(「しんぶん赤旗」提供)

日本共産党の田村智子参院議員、民主党の小川敏夫参院議員、維新の党の木内孝胤衆院議員が出席しました。自民党、社民党の議員は所用で欠席し、公明党は参加要請に返事しませんでした。
3氏は、安倍自公政権が強行した戦争法の廃止へ取り組みを強める決意を表明。田村氏は「安倍政権は、沖縄の辺野古新基地移設など憲法を踏みにじる政治をさらに進めている。一刻も早い安倍政権の打倒へ、力を合わせたい」と訴えました。
参加者との質疑応答では、参院選に向け戦争法廃止の一致点での野党共闘を望む声が続出。田村氏は「国民連合政府」を提案する共産党の立場を説明し、「国民の運動の広がりが、戦争法を止めるカギになる。野党共闘を広げながら共産党を伸ばし、参院選で自公を少数派に追い込みたい」と語りました。
小川氏は「共産党の提案は思い切った内容だが、連合政権となると政策の調整などで難しい面がある」と回答。木内氏は「政策の違いを脇に置いて、野党共闘を考えるのは大事だ」と答えました。
練馬区の60歳代女性は「自民党員にも戦争法反対の人はいるので、ぜひ廃止へ野党の協力を進めてほしい」と話していました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月21日付より)