首都・東京にある在日米軍横田基地では、戦争法強行後、米軍機の飛来や訓練が激しさを増しています。
「平和のため、社会のため、誰かがやるべきことなら、自分が率先して行動する」が信条の山添拓候補は、基地周辺の住民らと懇談し基地強化の現状や被害の実態をしらべました。「オスプレイの配備計画など横田基地の危険が質的に変わってきていることに多くの人が不安をもっていることが分かりました。戦争法を廃止して、首都・東京の平和を守り、アメリカと一緒に戦争する拠点にしないために頑張ります」と決意を語りました。
2011年に弁護士になり、福島原発事故の被害賠償や過労死事件の弁護団などで精力的に活動してきました。
宇都宮健児元日弁連会長はこんな推薦メッセージを寄せました。
「憲法破壊の安倍政権の暴走を止めるためにも、人権感覚豊かな若手弁護士、山添さんを応援します」
東京では、リニア新幹線建設や東京オリンピックを口実にした大型開発や無駄な道路づくりが目白押し。山添候補は都民の暮らしと環境を破壊する開発優先の政治からの転換を求めて、精力的に現地調査し、周辺住民の不安や要望を聞き取っています。
5日夜、府中市内でマイクを握った山添候補は、福島原発事故で避難を余儀なくされ、原発再稼働推進の安倍政権下で個人の尊厳を奪われている人たちの現状を語り「政治は本来、原発事故に向き合い、原因究明と責任の所在を明らかにし、完全賠償を進めるために動かなければならない」と訴えました。
戦争法を廃止する国民連合政府を実現するために負けられない選挙戦。若き世直し弁護士、山添候補の訴えにも力がこもります。
「憲法と民主主義を軽んじる安倍政治にストップをかける。暮らしと人権を守るバトンを先達から受け取り、若い世代の力で新しい政治をつくりましょう」
やまぞえ・たく 弁護士。1984年京都府生まれ。東京大学法学部卒。早稲田大学大学院法務研究科修了。原発事故被害賠償や過労死事件などの弁護団で活動。家族は妻。趣味は山登り、鉄道写真撮影。
(「しんぶん赤旗」2015年11月10日付より)