憲法の花開く日本つくろう
田村智子・山添拓両氏訴え/八王子

国民連合政府実現へ協力を呼びかける(右から)田村、山添、清水の各氏=11日、八王子駅北口前

国民連合政府実現へ協力を呼びかける(右から)田村、山添、清水の各氏=11日、八王子駅北口前

東京都の日本共産党八王子地区委員会は11日、八王子駅北口前で田村智子参院議員、山添拓東京選挙区候補を迎えて街頭演説を開きました。戦争法廃止の国民連合政府実現の訴えに「頑張って周りに広げよう」と多くの参加者が声を上げました。

清水ひで子都議の紹介を受けてマイクを握った田村氏は、戦争法を強行した安倍自公政権が、南スーダンへの自衛隊の「駆けつけ警護」を検討していることを批判。「海外で武器を使用する活動であり、まさに自衛隊が殺し殺される国にしてしまう。戦争法は廃止するしかない」と話しました。

田村氏は、戦争法案阻止の国民世論の広がりが野党共闘の結束を強めたと述べ、「さらにみなさんの声を広げて国民連合政府を実現させ、憲法の花開く日本を一緒につくりましょう」と呼びかけました。

山添候補は「戦争のない社会をつくる」という思いが自身の政治活動の原点だと力説。「憲法違反の戦争法を通す安倍政権の暴挙は許せない。田村さんとともに『憲法守れ』のみなさんの声を国会に届けたい」と決意表明しました。

応援弁士として白神優理子弁護士らが、来年夏の参院選での躍進をめざす共産党と田村、山添両氏への期待を語りました。

八王子市の女性(68)は「民主党ら他党との協力が進むよう、自分のできる限り国民連合政府の提案を伝えていきたい」と話していました。

(「しんぶん赤旗」2015年10月12日付より)