戦争法発動許すな 賛成議員に審判を

区民と超党派議員アピール【東京・足立】

東京都足立区で24日夕、安倍自公政権が強行採決した戦争法の廃止を求めて「戦争いやだ!足立区民集会&パレード」が行われ、約1000人が集まりました。


戦争法廃止を求めて行進する参加者と田村智子参院議員(前列右端)=24日、東京都足立区/「しんぶん赤旗」提供

戦争法廃止を求めて行進する参加者と田村智子参院議員(前列右端)=24日、東京都足立区/「しんぶん赤旗」提供

「戦争いやだ!足立憲法学習会」が主催したもので、参加者は「戦争法制今すぐ廃止」などとコールしながら街を歩きました。
集会では、同会代表の中山武敏弁護士が「戦争法は法律家として絶対に許すことができない。たたかいは今始まったばかりです」とあいさつ。戦争法の発動を許さず、廃止に向けた運動を広げ、戦争法に賛成した政党と国会議員に選挙で厳しい審判を下すことを呼びかけるアピールを全会一致で採択しました。
日本共産党からは田村智子参院議員と大島よしえ都議、足立区議団全員が参加。民主党の有田芳生参院議員、維新の党の真山勇一参院議員と各党の区議も参加し、超党派での集会とパレードになりました。
田村氏は、国民連合政府をつくり、戦争法の廃止をめざす党の提案を語り、「ますます大きな運動を繰り広げれば、ますます野党も固く結束する。共に頑張ろう」と呼びかけました。
子どもを連れて参加した女性(37)は「息子の将来のためにも、日本を戦争する国にしたくない」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2015年9月26日付より)