立川市長選 大野候補が会見
戦争法案審判の選挙に 

東京都の立川市長選(8月2日告示、9日投票)に、日本共産党も参加する「ウェーブ21立川をよくする会」の大野誠氏(50)=無所属・新、日本共産党推薦=が立候補を表明し、21日に立川市役所で記者会見しました。同会の柿田芳和副会長と共産党の上條彰一市議らが同席しました。

大野氏は「市民の命と安全を守る、自治体首長の使命を果たしたい」と表明しました。「戦争法案」を衆院で強行採決した安倍政権と、米軍横田基地へのオスプレイ配備を「安保条約に基づく接受国通報だから撤回を要請しない」という清水庄平市政を批判。「『戦争法案』への審判をくだし、オスプレイ配備を撤回させる選挙にしたい」と述べました。

市の積立金が120億円超にのぼる一方、市民のために税金が使われていないと指摘。三多摩地域でトップクラスの国保料の引き下げや、保育料、介護保険の負担軽減、公契約条例の制定などを公約に掲げました。

同市長選には、現職の清水氏が立候補を予定しています。

(「しんぶん赤旗」2015年7月23日付より)