戦争への道許さない 共産党が新春街頭演説

宮本徹・畑野両議員ら訴え

新春街頭演説で訴える(右から)宮本徹衆院議員、畑野君枝衆院議員。左は里吉ゆみ都議=5日、東京・新宿駅東口
新春街頭演説で訴える(右から)
宮本徹衆院議員、畑野君枝衆院議員。
左は里吉ゆみ都議=5日、新宿駅東口

日本共産党中央委員会は5日、東京・新宿駅東口で新春第一声の街頭演説を行いました。畑野君枝、宮本徹両衆院議員、党東京都議団の里吉ゆみ都議が訴え、聴衆から「期待してるぞ」と声援と拍手が起こりました。

畑野氏は、10年ぶりとなる国会議員復帰の決意表明につづき、子どもの貧困が広がっている実態を示して「安倍内閣のアベノミクスが格差を拡大した。消費税増税をストップし、くらし第一の経済に切り替えたい」とのべました。さらに母から聞いた東京大空襲や原爆の悲惨さを紹介し「戦後70年、戦争への道を許さないために国会内外の力を総結集して憲法改悪を断固阻止し、全力でがんばります」と語りました。

宮本氏は「安倍首相が選挙で議席の多数を得たことで、すべての政策が信任を得たような姿勢をとっている。虚構の多数で民意を踏みにじる暴走は許されません」と批判。庶民の立場でブレずに頑張る日本共産党の立場を強調し、いっせい地方選挙での躍進へ支持を呼びかけました。

里吉氏は、一昨年の東京都議選で共産党都議団が17人に増えたあとの都議会の変化を紹介し、「共産党議員が増えれば国民の願いが実現できると実感した」とのべました。

(「しんぶん赤旗」2015年1月6日付より)