市民の会が署名スタート集会 東京・日野

東京都日野市の日野自動車工場跡地で三井不動産が計画するデータセンター(DC)建設をめぐり、工事着工の延期を求める署名が始まりました。近隣住民らでつくる「巨大DCから住民の暮らしと環境を守る市民の会」は12日、同市多摩平のイオン前で署名のスタート集会を開きました。
集会は30人が参加。「二酸化炭素の排出量や排熱量、火災の危険など、重要なデータや安全対策を明示しないまま着工することは認められない」と訴え、道行く人たちに署名を呼びかけました。
署名は、10月の造成工事、2027年5月の建物工事とそれぞれ予定している着工を延期し、住民合意が得られる計画に改めるよう、市として事業者に指導を求めるものです。
市民の会の山崎康夫共同代表は、8日に開かれた近隣住民らと三井不動産の協議会について報告。「近隣住民の不安の声を聞いて、日野市も工事の着工にストップをかけてほしい。署名の力で市を動かしたい」と語りました。
三井不動産が計画するDCは、建物の高さが最高63・5㍍、幅300㍍にわたる巨大施設です。一戸建て住宅などが並ぶ住宅地に隣接します。
集会には、日本共産党の清水とし子都議、成瀬厚市議、渡部三枝前市議、無所属の有賀精一市議も参加しました。
(「しんぶん赤旗」2026年9月15日付より)

