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自衛隊の住民どう喝批判

山添氏「沖縄の心に無理解」 防衛省設置法可決 共産・社民は反対

質問する山添拓議員=25日、参院外防委(「しんぶん赤旗」提供)

 沖縄県那覇市に司令部を置く陸上自衛隊第15旅団の「師団」への格上げ、航空自衛隊の「航空宇宙自衛隊」への改編などを盛り込む防衛省設置法等一部改定案が25日の参院外交防衛委員会で、賛成多数で可決されました。日本共産党と社民党は反対しました。

 山添拓議員は反対討論で、安保3文書に基づき、県内初の機動戦闘車を配備するなど陸自15旅団格上げで沖縄の自衛隊を増強し、相手の指揮統制や情報通信を妨げる能力強化などを行う空自の改編で宇宙の軍事利用拡大を図るものだと指摘。「憲法9条を踏みにじり、米国の軍事戦略に付き従って地域の緊張と対立を激化させ、戦争の危険を高めるもので断じて容認できない」と強調しました。

 採決に先立つ質疑で山添氏は、15旅団格上げに伴い、固有部隊化される宮古島警備隊(沖縄県宮古島市)の警備隊長だった比嘉隼人氏が昨年8月、宮古島市の公共駐車場で休憩中の隊員らに拡声器で語りかけた「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子共同代表をどう喝した事件で、清水氏らが国と比嘉氏を相手に提訴したことに言及。事実に反する駐車場使用許可の必要を持ち出し怒鳴りつけ、市民を排除しようとする不当な行為ではないかとただしました。

 小泉進次郎防衛相は「継続中の訴訟に関することで答えを差し控える」と述べました。山添氏は、当時の中谷元・防衛相が住民側を非難したことに言及し、比嘉氏本人が反省や謝罪を述べているのに住民を非難するなど防衛相がやることかと批判しました。

 建設はしないとの約束を自衛隊は破り、弾薬庫を民家まで約130メートルの隣接地に設置するなど住民をないがしろにしていると強調。「抗議活動は平和を希求する強い願いからだ。沖縄戦が県民に語り継がれている『沖縄の心』への無理解がすぎる」と批判しました。

(「しんぶん赤旗」2026年6月26日付より)

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