山添氏ら国交省などただす

東京外環道(東京都練馬区―世田谷区間)の大深度地下トンネル工事でシールドマシン(掘削機)のカッター部を回転させる「大ギア」が破断し、掘進が停止している問題で、日本共産党の山添拓参院議員、都議団などは23日、破断の状況や原因、対策について国土交通省とNEXCO東日本・中日本の担当者にただしました。
大山とも子、里吉ゆみ、とや英津子、原田あきら、田中とも子、尾崎あや子の各都議、練馬・杉並など関係区・市議が参加、住民も同席しました。
異常は練馬区と杉並区の区境に近い青梅街道の地下55メートル付近で、今年1月に起きたもの。「しんぶん赤旗日曜版」4月12日号がスクープし、「大変なことになった」との東京外環トンネル施工等検討委員会の小泉淳委員長のコメントを紹介しています。
山添氏らにNEXCO東日本の担当者は「大ギアの23カ所と、それに接するベアリングの7割に変状が確認された。詳細点検を実施し、原因や補修方法を検討したい」と説明しました。
参加者は地下での対策の困難さを指摘し「補修で安全を確保した掘進ができるのか」と追及。地表から開削し対策を行うことについて、NEXCO側は「可能性を言われると、そういったことがない形で検討したい」と述べ、明確な否定はしませんでした。
参加者は、並行するもう1本のトンネル工事について「原因が究明されておらず停止すべきだ」と要求。計画地直上の住民が不安な気持ちをぶつけました。
(「しんぶん赤旗」2026年4月28日付より)

