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9条改憲の白紙委任ノー 日本共産党への1票で高市強権政治止めよう

志位和夫議長(左)、宮本徹、谷川智行両比例候補らの訴えを聞く人たち=5日、東京・蒲田駅西口(「しんぶん赤旗」提供)


 総選挙(8日投票)最終盤、比例代表で各党が一票一票を争う激しい激戦が展開される中、9条改憲論が急浮上しています。国民に「白紙委任」を迫る高市早苗首相は、自衛隊を「実力組織として位置づけるため憲法改正をやらせてください」(2日、新潟県)と、憲法に自衛隊を明記する9条改憲を訴えました。

 自衛隊が憲法上の存在になれば、「戦力不保持」を規定した9条2項による制約を空洞化させ、無制限の海外での武力行使に道を開くことになります。自民党の麻生太郎副総裁は4日、奈良県で軍事強化を訴え「防衛力をいざとなったら使うという国民的合意がいる。やられたらやり返す」と述べました。高市自民党は、改憲発議に必要な総議員数の3分の2を視野に入れた議席増を狙うなど、改憲を前面に打ち出しています。

 これに対し、日本共産党は「憲法9条を守り抜き、改憲策動を許しません」と訴え、「憲法を真ん中にすえた確かな共同」を掲げ、対決構図は鮮明です。5日は志位和夫議長が東京都、田村智子委員長が兵庫県と大阪府、小池晃書記局長が東京都で演説し、「9条を変える白紙委任状を与えるわけにいかない」と訴え。聴衆から「そうだ」の熱い声援が送られました。

東京で志位議長

 志位議長は、東京・蒲田駅前で行った街頭演説で、高市早苗首相が2日の新潟での演説で「憲法改正をやらせてください」と公然と訴えたことについて、「自衛隊を憲法に明記する9条改憲に照準をしぼったことはたいへんに重大です」と批判。「自衛隊の存在を憲法に明記すれば、憲法9条は無効化され、海外での無制限の武力行使が可能になってしまいます。高市首相に、戦後の平和国家の土台をなしてきた憲法9条を変える白紙委任状を与えては絶対になりません」と訴えました。

 志位氏は、いま日本の政治は大きな歴史の分かれ道に立っていると強調。首相が「高市早苗でいいのかを国民が決める選挙」と繰り返していることについて、「選挙で多数を得たら、大軍拡、非核三原則見直し、国民監視の『スパイ防止法』、そして憲法9条改悪など、国論を二分する問題を問答無用で強権的に進める魂胆が見え見えです」と批判しました。

 「こういう時こそ、どんな問題でも、ぶれない政党が必要です」と述べ「高市自民党に正面から対決する日本共産党への一票で、高市強権政治を止めましょう。国民が安心し、希望をもって暮らせる日本をつくりましょう」と呼び掛けました。(関連記事

(「しんぶん赤旗」2026年2月6日付)

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