調布・狛江・府中地区 希望フォーラム20代入党

「家賃高騰で子ども部屋をどうすれば…物価高騰であらゆる子ども用品が値上げ。どれだけ子どもに『投資』したらいいかわからない、という声が出されています。私も…」―。「59歳以下のWEBアンケート」に寄せられた代表的な声に自身の思いも乗せて5人が質問、山添拓参院議員が縦横に答えました。
11月29日、東京都調布市で開かれた「モヤモヤを希望に 現役世代 未来への希望フォーラム」。党員ではない59歳以下の21人を含む55人が参加し、トーク後に20代の労働者が入党、3人が「赤旗」を購読しました。
若い世代の願いに党がこたえ、つながる。支部の結びつきを生かし、結果を支部に返す―双方向の取り組みとなりました。
実行委もつくって
この「集い」は調布・狛江・府中地区委員会が11の議員地域すべてで若い世代の入党者を迎えようと、実行委員会をつくり準備を進めてきました。
常任委員会は世代的継承で支部が希望を持てるように地区が責任を果たそうと論議。平野義尚地区委員長(39)と田村ゆう子調布市議(40)を責任者に、3回の実行委員会、3回の党員会議を開き、大阪で志位和夫議長を迎えて開いた「集い」も参考に計画しました。
実行委員会は若者・真ん中世代の党員や一連の選挙でボランティアに応募した党外の人、計21人で結成。議論を重ね「子ども連れも参加しやすく」と保育室設置も決めたり、ビラづくりにも奮闘しました。
地区委員が支部を回って企画を説明。党大会時につくった「つながり名簿」に、支部や党員から出された対象者、電子版の申込者などを加えていき、それぞれに参加を呼びかけました。
実行委員会は三つの駅頭で4回にわたって宣伝。対話しながら「59歳以下のWEBアンケート」のQRコードを載せたビラを手渡しました。
街頭でもつながる
地区はこの1年、街頭対話でのつながりから読者や党への支持を広げてきました。「都議選(北多摩3区=調布市・狛江市)で田中とも子都議の24年ぶり再選をかちとった教訓の一つも『街頭に出る』ことでした」と平野委員長。「つながり名簿」は3市で約100人に広がりました。
当日は「駅前で受け取ったビラを見て」「SNSを見て」といった人も相次ぎ来場しました。
山添議員のトーク後は10のテーブルに分かれて交流。事前に入党の働きかけを約束していた人のいるテーブルでは「入党のよびかけ」(赤リーフ)を読み合わせました。
労働組合で活動する20代の建設労働者は「新自由主義を見直していくために組合以外でもぜひ活動を」と党員から誘われて参加し、交流のなかで入党しました。
ビラを見て参加した江戸川区の労働者とも「赤リーフ」を読み合わせ。「高市政権で『あれ?』と思うことが多くなった」と語り日曜版を購読しました。
入党に至らなかった人とも学習などを通じて党への理解を深めてもらおうと支部が意欲を示しており、平野委員長は確信を深めています。
(「しんぶん赤旗」2025年12月10日付より)
