給食無償化守れ 葛飾区議選 あす投票

5人全員必勝を

日本共産党が4議席から5議席への前進を目指す東京都葛飾区議選(定数40、立候補65人)は、定数を25人上回り有力候補がひしめき、しのぎを削る大接戦です。三小田准一、中村しんご、木村ひでこ、片岡ちとせ=以上現=、中江秀夫=元=の核候補者は、大型開発・区庁舎移転の無駄遣いではなく、財政の使い方を区民のくらし優先に変える区政の実現を訴え、奮闘しています。

自民党・公明党・区民連合(立憲民主党・国民民主党)の「オール与党」がすすめる、大型開発・区庁舎移転の無駄遣いには「区庁舎の移転費用にいくらでも払うなんてひどい」など批判の声が上がっています。不要普及の大型開発を見直し、物価高騰から区民のくらしを守れと訴える共産党への期待が高まっています。

大争点として浮上してきたのが、教育の無償化を広げるか止めるかです。自民党は9月29日の区議会決算特別委員会で、給食費無償化を「やめるタイミングを発表して無償化しないと、無償化し続けることになってしまう」と、有償化に戻すことを主張しています。給食費無償化は、共産党の奮闘や市民の運動で2023年に23区で最初に実現したものです。自民党は一方で、区庁舎移転については物価高騰で費用が大きく膨らんでいることを認めらながら推進を主張しています。自民党と共に無駄遣いの区政を支えている公明党も、区議会で共産党が提案した給食費無償化に反対しながら、「公明党の成果」と宣伝しています。

共産党の5候補は、くらしの悲鳴に応える緊急提案▽全ての世帯に月5000円の電気・ガス代補助▽単身世帯3000円、2人以上世帯に5000円のお米券配布▽都シルバーパス(高齢者のバス・都営交通乗車証)を1000円、通学定期代半額の交通費補助▽中小企業への4回目の支援金増額ーを訴え、「共産党が物価高騰対策でかかげた『お米券』は、いい」と支持が広がっています。

党選対本部は「多数激戦・大雪山の厳しい情勢。競り勝ち5人全員当選へ、1人、2人と支持を広げてほしい」と訴えています。

(「しんぶん赤旗」2025年11月8日付より)

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