台風被害の支援早く 伊豆諸島 党都議団が知事に要請

(左から)大山とも子、藤田りょうこ、尾崎あや子、清水とし子、斉藤まりこ、(総合防災部長)、田中とも子、原のり子、とや英津子、里吉ゆみ、米倉春奈の各都議=4日、都庁(党東京都議団提供)


 日本共産党都議団(大山とも子団長、14人)は4日、東京・伊豆諸島の八丈町や青ケ島村を襲った台風22号・23号の被害に対する支援を、小池百合子知事宛てに申し入れました。10月15日に続き、2回目です。

 申し入れに当たり、日本共産党都議団は10月29日に山添拓参院議員とともに現地視察を行い、住民や事業者の声を直接聞き、調査を行いました。

 斉藤まりこ都議は申し入れ文を読み上げ▽被災した住民の生活と事業の再建▽水道の復旧▽安心できる住環境の確保▽観葉植物などの被害への直接補助▽観光産業への損失補填(ほてん)▽くさや事業者の事業継続―など16項目を要望しました。

 現地視察を行った田中とも子都議は、「断水は本当に深刻。局地激甚災害に指定される見込みだが、応急対策を急ぐとともに国費も使い、老朽化した水道施設を全面的に改修してほしい」と求めました。

 都総務局の高田照之・総合防災部長らが「知事にしっかり伝えます」「各局が都立学校や町立小・中学校の復旧、住居の確保、水道の復旧、住民の心のケア、産業支援など多岐にわたり支援を行っており、引き続き支援に取り組みます」と答えました。

申し入れ書全文はこちら

(「しんぶん赤旗」2025年11月7日付より)

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