品川区 小池書記局長が押し上げ
日本共産党の小池晃書記局長は20日、品川区内2カ所(東急荏原町、武蔵小山両駅前)で東京都議選の白石たみお候補の応援に駆けつけ、品川選挙区は定数4を10人が競う屈指の大激戦区だとして、「みなさんの力で白石さんを引き続き都議会に送っていただきたい」と呼び掛けました

白石候補は、都庁前での食料支援には800人近い行列ができるなど、「一見豊かな東京の足元で広がっているのは格差と貧困だ」と指摘。ところが自民、公明、都民ファーストや小池百合子知事は、都庁の壁に光を当てるプロジェクションマッピングで3年間に64億円も浪費し、お台場に世界最大級の噴水を造ろうとしている一方で、白石氏も学んだ夜間定時制高校の廃止を狙っていると告発。こんな都政をただすために「再び都議会へと押し上げてください」と訴えました。
小池氏は、ガソリン暫定税率廃止法案がこの日衆院で可決したのは「昨年の衆院選でみなさんの力で与党を少数に追い込んだ結果だ」と指摘。野党第1党の都議団政調会長として学校給食無償化、シルバーパス大幅値下げ、夏の4カ月間水道基本料金ゼロなど多くの仕事をしてきた白石氏は「かけがえのない品川と東京の命綱の議席だ」と強調しました。
さらに、都政はプロジェクションマッピングやお台場の噴水などの無駄遣いをしながら、水道料金を払えない家庭への給水を止めるなど、「光を当てる場所、水を出す場所が間違っている」と厳しく批判しました。
小池氏は、政治資金パーティーでの裏金づくりに関与した19人もの自民党都議の追及の先頭に立ったのが白石氏だと紹介。自民、公明、都民ファは政治資金パーティーを自主的に禁止する条例案にさえ反対したと糾弾し、「企業・団体献金を一切受け取らない共産党の白石たみおという特効薬で汚れた政治の大掃除をする選挙にしよう」と呼び掛けました。
(しんぶん赤旗2025年6月21日付より)