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東京から消費税減税の道開こう

志位議長が第一声

 志位議長は大井町駅前で第一声をあげ、品川区(定数4)で4選をめざす白石たみお候補の必勝を訴えました。物価高騰への最も効果的で合理的な対策として「消費税減税」を挙げ、東京からその道を切り開くとともに、都政の重要課題で党の提案を実現していく決意を語りました。

抜群の論戦力、痛みがわかる―白石候補の勝利必ず

 定数4を9人が争う品川区は「多数乱戦」の様相です。志位氏は、白石氏が党都議団の政調会長として抜群の論戦力を発揮し、「都議会随一の政策通」として都庁職員からも厚い信頼を得ていると紹介しました。さらに、野党会派をまとめる要としても奮闘し、政治資金パーティーの自主的な禁止に踏み出す条例を6会派共同で提案し、40人の賛成を得るなど、「裏金自民党を断崖絶壁まで追い詰めてきた。選挙で審判を下しましょう」と強調。「『痛みがわかる。だからたたかう』が信条の白石さんの4回目の勝利を必ず」と訴えました。

 白石氏は、危険な羽田空港の新飛行ルートの撤回を求めて議会で取り組んできたと語り、「財界ファーストのまちづくりから、住民が主役のまちづくりへ」と決意を表明しました。

  志位議長は、物価高騰の中で消費税減税が都議選でも大争点になると指摘。自民党は消費税減税に背を向ける一方で、参院選の第一の公約に「15年後に所得5割増」を据える方針だとして、「今を生きるのに必死な国民に『15年後』の公約とは恐れ入る。誰が責任を持って実行するのか。無為無策の自民党には任せられない」と厳しく批判しました。

 その上で、日本共産党は消費税の廃止をめざし、緊急に5%への減税を提案していると紹介し、財源は赤字国債には頼らず、富裕層や大企業に応分の負担を求めて賄うと表明。都議会では、消費税減税を求める請願に自民党は反対、公明党と都民ファーストの会は賛否を明らかにしなかったと述べ、「公然と反対は自民党だけのところまで追い詰めています。日本共産党都議団の躍進で、消費税減税の道を東京から切り開こう」と訴えました。

 都政の問題について志位氏は、党都議団が都民の運動と連携し、政治を動かしてきた豊かな実績を紹介。その成果に立って、(1)都政としても賃上げにとりくむ(2)医療・介護などでの国の社会保障切り捨て政策から都民を守る防波堤となる(3)「住み続けられる東京」に転換する―という「三つの重要課題」で党の提案を語りました。

 平和の問題について、大軍拡にきっぱり反対をつらぬき、東アジアに平和をつくる外交にとりくんでいる党の立場を訴え。戦後80年たつのに、首都のど真ん中に巨大米軍基地を置いている国は日本だけだと告発し、「アメリカ言いなりの政治はもうやめよう。対等・平等・友好の日米関係を、平和を願う1票は日本共産党に」と訴えました。

(しんぶん赤旗2025年6月14日付より)

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