東京都議会議員選挙は6/22投票です!

野党第一党の議席さらに前進を

都議選告示 田村委員長第一声

 物価高騰から暮らしをどう守るのかが大争点となる東京都議会選挙(定数127)が13日、告示(22日投票)されました。日本共産党は志位和夫議長、田村智子委員長をはじめ党幹部や国会議員が全24候補の応援に入るなど、地方議員、支部・後援会、サポーターが一丸となって必勝にむけ奮闘しました。(田村委員長の第一声全文

 田村委員長は新宿駅前で第一声にたち、「どの政党の候補を選べば暮らしの願いが政治に届くのか、見極めてほしい」と述べ、大山とも子都議団長(新宿選挙区候補)とともに共産党現有19議席の必勝とさらなる前進を多くの聴衆に訴えました。宇都宮健児弁護士が応援演説しました。田村氏はその後、葛飾区内、町田市内で街頭に立ち、和泉なおみ(現、葛飾選挙区)、池川友一(現、町田選挙区)両候補の勝利にむけ演説しました。

田村智子委員長の訴えを聞く人たち=13日、東京都新宿区(しんぶん赤旗提供)

 田村氏は、世論調査で国民の約7割が消費税減税を求めるなか、自民、公明両党がそれに背を向けていると批判。消費税導入時から一貫して反対してきた共産党の掲げる提案は、消費税廃止をめざし一律に5%減税、大企業と富裕層への減税・優遇見直しで恒久的財源を確保する―内容だと話し、「これを都議選で、みなさんの大きな要求にしたい。消費税減税の声を東京中にとどろかせてほしい」と呼び掛けました。

 田村氏は学校給食無償化とシルバーパス値下げ、補聴器購入助成について、共産党都議団が条例提案し、他の政党・会派に働きかけ実現させてきたものだと指摘。自民、公明、都民ファーストの与党はこれらの条例提案に反対しながら、小池知事が提案したら態度を百八十度変え賛成に回ったのが「実話だ」と強調しました。

 党都議団が繰り返し要求して実現させた水道基本料値下げについても、自公都ファ3党は、にわかに自らの実績にしていると話した上で、「これらの政党に対し『実績横取り』などとはののしりません」「知事がやらないということでも、都民と一緒に署名を集め、財源を示し、他の政党に働きかけ知事を動かし、妨害していた人たちの態度も変えさせ実現する。これが共産党都議団の力です」と述べると、「そうだ」の声が上がりました。

 田村氏は「都政を変える三つの提案をしたい」と述べ、(1)賃上げへ都が直接支援する(2)社会保障切り捨てから都民を守る(3)「稼ぐ東京」から「住み続けられる東京」へ―の公約を示し、共産党勝利での実現を訴えました。

 田村委員長は「都議選は参院選につながります」と述べ、外交問題について「いつまでもアメリカいいなりでいいのか」が問われていると指摘。トランプ米政権が、横暴な追加関税を課し、国内総生産(GDP)3%の軍事費増まで求めていることを批判し、大軍拡に反対し戦争の準備をしない外交を追求する姿勢を改めて示しました。

 最後に田村氏は「暮らしを守れ、消費税減税、平和を、と願う声を日本共産党へお寄せください」「引き続き野党第1党として、19からさらに議席を増やしてください」と熱く呼び掛けました。

 大山候補は、子ども医療費無料化、保育所増設など、8期32年の都議としての実績をあげ、「まだまだやることがたくさんあります。引き続き働かせてください」「19人は1人として欠かすことはできません。そして、さらに議員を1人、2人と増やしてください」と訴えました。

 和泉候補は「共産党が伸びれば政治が変わることを実践してきたのが東京です」「都議4期目をなんとしても勝ち取る」と決意を表明しました。

和泉なおみ候補(左)の必勝を訴える田村智子委員長=13日、東京都葛飾区(しんぶん赤旗提供)

 池川候補は、都内でも問題になっている公共バスの減便問題に言及。「政治が見て見ぬふりしてはいけない。運転手不足を政治の力で解決する仕事をやらせてほしい」と述べ、大きな拍手を受けました。

池川友一候補(左)の勝利を訴える田村智子委員長=13日、東京都町田市(しんぶん赤旗提供)

(しんぶん赤旗2025年6月14日付より)

2025.6.13 | 【都議選第一声】新宿区・新宿駅東南口 #田村智子 #日本共産党 #大山とも子
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