暮らしを守る政治 共産党にやらせて

東京・狛江 小池氏 都議選・参院選勝利訴え

田中とも子都議候補(正面右)とともに訴える小池晃書記局長=4日、東京都狛江市(しんぶん赤旗提供)

 夏の東京都議会選挙と参院選の勝利をめざし、小池晃書記局長を迎えた日本共産党の街頭対話演説会が4日、東京・狛江市内で行われました。小池氏は、田中とも子都議候補(元都議、北多摩3区)とともに、「都議会野党第1党の日本共産党の前進、参院選での比例候補5人当選、参院選東京選挙区での吉良よし子候補の3選を」とつめかけた多くの市民に支持を訴えました。

 小池氏は、国民が物価高騰で困窮する中、日本共産党が発表した「暮らしを守る緊急提案」の中身を紹介しました。柱の一つである消費税減税は他の党も言いだしており「大歓迎だ」としながら、共産党の消費税減税の特長として(1)すべての品目を一律5%にして1世帯年間12万円減税(2)インボイス廃止と一体(3)時限的でなく、5%減税のあとに消費税廃止をめざす(4)大企業・富裕層優遇をやめる財源を示している―を説明。その上で、「消費税減税は一番効果的。世界110の国・地域でも実施している。日本でもぜひこれをやろう」と力を込め、大きな拍手を受けました。

 小池氏は、子どもの医療費無料化などの「三多摩格差」是正にむけ尽力してきた田中候補の実績・活動を語り、多摩地域での保健所増設や、バスなど公共交通充実を「田中さんにやってもらおう」と語りました。

 田中候補は、定数3の北多摩3区は現在、自民、公明、都民ファーストの小池知事与党の都議しか存在しないと語り、「唯一の野党の候補である私を応援してほしい」「暮らしを守る都政を実現させてほしい」と訴えました。

 街頭トークでは、「賃上げと時短の両立は可能でしょうか?」との質問が寄せられました。

 小池氏は、「両立させないといけない」「中小企業への支援がカギです」とずばり。大企業がため込んだ500兆円を超える内部留保に時限的に課税して財源をつくり、中小企業支援にあて、時給1500円、さらに時給1700円とする党の賃上げ政策を語り、「これで賃上げと時短を実現する。都議選と参院選で日本共産党を躍進させていただき、こうした具体的な政策を実現させてください」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年5月5日付より)

タイトルとURLをコピーしました