都知事選 蓮舫氏「人生最大のたたかいを」

合同地区選対連絡会議

 都知事選(20日告示、7月7日投開票)に向けて7日、都内30の小選挙区ごとに立ち上がった「地区選対」が一堂に会する「合同地区選対連絡会議」が千代田区内で開かれ、今後の取り組みなどを確認しました。立候補を表明した蓮舫参院議員も参加し、あいさつしました。

合同地区選対連絡会議であいさつする蓮舫参院議員=7日、東京都千代田区(しんぶん赤旗提供)

 各選挙区から集まった地域選対の代表者が参加。市民団体や日本共産党、立憲民主党などの関係者でフロアが埋まりました。市民連合の菱山南帆子さんが司会を務めました。

 冒頭、蓮舫氏が「人生最大の決断をした。背景には怒りがある。自民党の裏金や脱税に国民はみんな怒りを持っている。最初は『反自民』だった小池百合子都知事は今、自民党の選挙をさかんに応援している。私は都民のための知事になりたい」と語り、拍手を受けました。

 候補者選定委員会の呼びかけ人だった宇都宮健児弁護士は「立憲野党と市民団体が民主的に候補者を選定した。都知事選で初めてのことでは。歴史的な意義がある」と発言。前川喜平・元文部科学事務次官は、都内外の住民から「蓮舫さんを応援したい」という声を聞くとして、「市民の関心が高まり、応援したいという空気が生まれている」と述べました。

 日本共産党の小池晃参院議員は「蓮舫氏は『人生最大の決断』と言った。この決意にこたえて、われわれも、これまでの人生で最大のたたかいをやろう」と呼びかけました。立憲民主党都連会長の長妻昭衆院議員は「過去、幾度も都知事選で涙を流してきたが、今度こそ勝利の可能性がある。全力で頑張っていこう」と語りました。

 会議では、17日の武蔵小金井・宮地楽器ホールでの多摩地域集会、18日の、なかのZERO大ホールでの「オール東京大集会」を成功させることなどを確認しました。

(「しんぶん赤旗」2024年6月8日付より)