UNRWAへの資金再開

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山添氏「速やかに」 参院委

 日本共産党の山添拓議員は29日の参院外交防衛委員会で、パレスチナ・ガザで人道支援の中核を担っている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出をただちに再開するよう求めました。

 政府はUNRWAへの資金拠出を1月に停止していました。山添氏は、来日したUNRWAのラザリニ事務局長と上川陽子外相が前日に会談し、4月前半にも資金拠出再開を最終決定する見通しだと報じられていることにふれ、「すみやかに進めるべきだ」と求めました。

 上川外相は、ラザリニ事務局長からUNRWAのガバナンス(統制)強化や透明性確保などの取り組みが示されたと説明。「これらを踏まえ、日本の拠出再開のために必要な取り組みについて最終的な調整を行っていくことで一致した。今後、いっそうのスピード感をもって進めていきたい」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2024年3月30日付より)