連続選挙勝ちぬこう 都党会議開く

2・3月で党員現勢前進を

 日本共産党の東京都党会議が18日、都内で開かれ、第29回党大会決定を具体化し、衆院選・2025年参院選で比例100万票・得票率15%の実現と党躍進、今年6月の都知事・都議補選、25年都議選の勝利、強く大きな党づくりを進める総合計画を採択しました。

総合計画を採択する日本共産党の東京都党会議=18日、都内

 報告を行った田辺良彦都委員長は、党大会決定の政治的・理論的突破点を最優先で学び、語り広げることを呼びかけました。自民党政治が行き詰まる中、東京では衆院選と今年6月告示の都知事・都議補選、来年夏の都議選、参院選が連続して行われると強調。13年都議選の勝利から党の「第3の躍進」の波を生み出すとともに、世論と運動を土台に市民と野党の共闘が支配勢力の共闘破壊攻撃を打ち破る成果をあげてきたことを示し、「首都東洋の使命を果たして首都決戦で連続勝利し、自民党政治を終わらせよう」と訴えました。

 その上で、党躍進を切り開く最大の力である強く大きな党を首都でつくるため ▽党大会決定の全支部討議と全党員読了 ▽「つどい」開催など党員拡大・入党の働きかけの日常化 ▽「しんぶん赤旗」「東京民報」読者の拡大 ▽民主青年同盟の歴史的前進を力に世代的継承の実現-を提起。特に2・3月で党員現勢の前進をと呼びかけました。

 党大会で新たに選出された田村智子党委員長・衆院東京比例候補(参院議員)が大きな拍手で迎えられ、あいさつしました。(要旨はこちら

 討論では、存続の危機から立て直す努力を続ける地域支部の代表や、ジェンダー平等社会の実現と未来社会への展望を掲げる党綱領に共感して入党した人たちが発言しました。

 第1回都委員会総会で選ばれた新三役は次の通り。(敬称略、○は新)

▽委員長=田辺良彦(59) ▽書記長=関口達也(64) ▽副委員長=今村順一郎(64)、大山とも子(68)、○坂井和歌子(46)、田川豊(55)

(「しんぶん赤旗」2024年2月20日付より)