英語スピーキングテスト 都立高入試に利用するな

❚ 東京・新宿駅地下 保護者ら緊急宣伝

 東京都教育委員会がベネッセに委託して、11月に実施する英語スピーキングテストの結果を、都立高校入試に利用しないよう求めて3日、保護者らが東京・新宿駅地下で緊急宣伝しました。

 ベネッセは今回で撤退し、来年度からは英国の国際文化交流機関が実施する予定。「英語スピーキングテストの都立高校入試への活用中止のための都議会議員連盟」副会長の青柳有希子日本共産党都議は「公平公正に実施できないテストの入試活用中止へ声をあげよう」と訴えました。

 議連の超党派の都議のほか、都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会、同テストに反対する保護者の会などが参加。世田谷区に住む中学3年の受験生の保護者は「希望する高校に落ちたくないから塾などで対策をしなくてはならず、お金が余計にかかる」「音漏れが今年も繰り返されるのかと思うと怒りがわく」と、不公平な結果を大きな割合で入試に反映させる都教委を批判しました。

 入試改革を考える会代表で武蔵大学教授の大内裕和さんは、11月に行われてしまうため、都立高校受験者に同テストの不受験者がうまれ、他人の点数で合否が決まってしまうと問題点を指摘。「入試として成り立たない」と訴えました。

 日本共産党からは斉藤まりこ、里吉ゆみ、原純子、福手ゆう子の各都議が参加しました。
(しんぶん赤旗2023年10月5日付より)