女性の声で政治変えよう

「フェミブリッジ・アクション」開始

女性の声で政治を代えよう」とアピールする市民と田村(共産)、吉田(立憲)、福島(社民)の各国会議員ら23日、東京新宿駅南口(しんぶん赤旗提供)

「女性の声で政治を変えよう」と安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)は23日、東京・新宿駅前で、「フェミブリッジ・アクション」のスタートとなる街頭宣伝を行いました。「私がかえる 政治をかえる」などと書かれた黄色のプラカードを掲げた女性ら200人超(主催者発表)が、「踏み出そう、つながろう、声をあげよう」と呼びかけました。

コーラスグループ「公園でchill」による性暴力に反対する歌でスタート。

主催者あいさつした市民連合の菱山南帆子さんは「女性の架け橋でさまざまな人とつながり、世界を変えていこう」と語りました。

4月の東京・北区長選挙に立候補した橋本弥寿子さんは「いかに女性や若者が選挙や政治から遠ざけられてきたか」と訴え。「政治を変える8区の会」の東本久子さんは「縁の下の力持ちはもうやめて、女性たちは一歩前に出よう」と呼びかけました。

田村智子副委員長があいさつ

野党各党の代表があいさつ。日本共産党の田村智子副委員長は、選択的夫婦別姓や生理の貧困など「おかしな当たり前」を変えようというパワーが広がっていると強調。「現状維持は後退です。政治を変える市民と野党の共闘の輪を広げていこう」と訴えました。

立憲民主党の吉田晴美衆院議員は「世界的に男女の賃金格差は許されなくなりつつある」と指摘。社民党の福島瑞穂参院議員は「戦争を止めるためにつながろう」と呼びかけました。れいわ新選組の依田花蓮さんが訴えました。

(「しんぶん赤旗」9月24日付より)