東京都杉並区議選では、定数48をめぐって69候補が争います。
日本共産党は現有6から7議席をめざします。現職の山田耕平(42)、富田たく(47)、くすやま美紀(60)、野垣あきこ(42)、酒井まさえ(65)、新人の小池めぐみ(40)、和氣みき(56)の各氏が挑戦します。
自公は現有維持で組織を固めています。維新が現有1から2議席、立民が前回比2増の7議席をめざします。
共産党の支持者が「しんぶん赤旗」読者に声をかけると「共産党は大丈夫だと聞いてる」「他の人に入れようと思っていた」と返ってくることも。現状を伝えると驚かれます。
支持拡大の到達は、まだ当選ラインに届いていません。党は「折り入って作戦」で打開を図ります。“支持を広げて“とお願いすると「習い事の友人に伝えるよ」などの反応が返ってきています。
共産党は長年、学校給食費値下げ、補聴器購入助成、家賃助成などを求めてきました。昨年誕生した岸本聡子区長は、これらを実施する方向を提示。区立施設の削減や大型道路計画にブレーキをかけます。
区政を進めるため、党議席増は欠かせません。
(「しんぶん赤旗」4月19日付より)