横田基地 オスプレイ飛行再開やめよ 田村・山添・宮本氏ら防衛省に

横田基地のオスプレイ飛行再開について防衛省から聞き取りを行う(正面前列左2人目から)田村、山添、宮本各氏ら=9日、東京・衆院第1議員会館(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の田村智子、山添拓両参院議員、宮本徹衆院議員、関係市議らは9日、防衛省から聞き取りを行い、オスプレイの飛行中止を求めました。

防衛省の担当者は「米国防衛相は安全に運用できる手順を確立している。3日以降、短時間のチェック飛行を行い、7日に通常飛行を再開した」と飛行再開を正当化しました。

参加者が、「3日には既にオスプレイが記事周辺の住宅街上空を飛行している。周辺住民は人体実験されている気分だ」(福生市)、「学校や公民館、市役所の上空も低空で飛行している」(あきる野市)などと実態を告発。不具合の根本的原因をただし、米軍側との協議の詳細を明らかにするよう求めました。

担当者は「現象の根本的原因は引き続き調査中。特殊作戦だから発生しやすいのかどうかまでは分かっていない」と無責任な態度を示しました。

(「しんぶん赤旗」2022年9月10日付より)