横田のオスプレイ 撤去を国に求めよ

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共産党都議団、都に申し入れ

申し入れをおこなう都議団
武市敬副知事(右)に申し入れる共産党都議団=1日、東京都庁(写真は都議団ツイッターより)

 日本共産党東京都議団は1日、小池百合子都知事に対し、不具合により飛行停止中の米空軍特殊作戦機CV22オスプレイの詳細な情報提供と、米軍横田基地(福生市など多摩地域)に配備中のオスプレイをすべて撤去し、今後の増配備計画は中止するよう国と米軍に要請するよう申し入れました。

 申し入れで尾崎あや子都議は、米軍がCVオスプレイと同じ機体構造のMVオスプレイでもクラッチの不具合があることを2010年に把握しながら、18年にCVを横田基地に配備したと指摘。「CVは、過酷で危険な訓練を行う。住民からは『不具合のあるオスプレイが頭上を飛んでいたのか』と怒りの声が上がっている。都として厳しく批判すべきだ」と強調しました。

 和泉氏は「米軍が全機飛行停止を決めるほど重大な問題が起こったのに、都は米軍と国に何も言わない。配備基地がある都として、きちんと物を言うべきだ」と批判しました。

 応対した武市敬副知事は「住民の安全確保が前提であり、伺った内容は知事と所管局で情報共有する」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2022年9月4日付より)


申し入れ全文はこちら(日本共産党東京都議会議員団のサイトへ)