山添氏 沖縄かける 「知事選必勝」訴え

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統一地方選で共産党躍進を

街頭宣伝で訴える山添氏(左から2人目)と、前宮(同1人目)、チバ(同3人目)の両氏ら=21日、沖縄県沖縄市(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の山添拓参院議員は21日、沖縄県内を駆けめぐり、街頭で沖縄県知事選(25日告示、9月11日投票)での「オール沖縄」の玉城デニー知事必勝と沖縄の統一地方選での党躍進を訴えました。

山添氏は、国が強行する同県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、知事選の相手候補が新基地建設容認などを掲げていることに触れ、県民の新基地反対の圧倒的民意を無視する候補に「県政をあずけるわけにはいかない」と述べました。

軍事的緊張が高まっている台湾情勢について、岸田政権が進めている大軍拡ではなく対話によって解決し「憲法を生かして平和な日本とアジアを真剣にめざすべきだ」と強調。「沖縄から平和を発信し続けるデニーさんをどうか押し上げてください」と訴えました。

コロナ禍の中、物価高騰に対し無為無策で、年金は引き下げるのに消費税は減税せずアベノミクスにしがみつく岸田政権には重大な責任があると批判し、「誰一人取り残さない沖縄らしい優しい社会」を掲げて暮らしを守るデニー知事への支持を呼びかけました。

沖縄市内で行われた街宣には、日本共産党の沖縄市議候補の前宮みつこ、チバあやこの両氏らが参加しました。

(「しんぶん赤旗」2022年8月6日付より)