615緊急街頭演説 田村智子候補
日本共産党の参院選候補者に占める女性の割合は55%です。他の党と比べ、ダントツでジェンダー平等を進める決意が表れているのではないでしょうか。
ジェンダー平等を進めるには、男女の賃金格差をなくしていくことが必要です。国会論戦で企業に男女の賃金の公表を義務付けろと求め続け、ついに岸田政権は義務付けを約束しました。こうやって政治は確実に動かすことができるのです。
コロナ危機で、女性たちがどれだけたくさん非正規雇用で飲食や観光を支えてきたか、また、女性の多い医療、介護、保育の現場で感染リスクにさらされながら、一生懸命にケア労働を支えてきたことが注目されました。賃金格差の根っこにある「女性は賃金が安くて当たり前だ」という考え方が政治によってもたらされてきたことを問わなければなりません。「当たり前」を変えましょう。ジェンダー平等社会の実現へ力を合わせましょう。
「軍拡は当たり前」という空気に不安の声が寄せられました。「軍拡はいやだ」「憲法9条は大切だ」。この声を勇気を持って上げなければ、いつか来た道を歩むことになるのではないでしょうか。私たち共産党はみなさんの背中を押し、寄り添い、ともに声を上げ続けます。みなさん、声を上げましょう。
(「しんぶん赤旗」2022年6月16日付より)