区政に憲法生かそう 中野区議補選 広川候補力強く

広川まさのり候補

東京都中野区議補選(定数1)が15日告示(22日投票)され、日本共産党の広川まさのり氏(41)=前=は「区民参加の区政を自公区政に戻すわけにはいかない。共産党の議席を6から7議席に伸ばしてほしい」と訴えました。

広川氏は、2018年に共産党が応援する酒井直人現区長が誕生し、議会でも力関係が拮抗(きっこう)する中で共産党が議席を獲得すれば、さらに区民の声を実現できると強調。「補聴器の購入費助成、18歳までの医療費や学校給食の無償化、羽田新ルートの撤回などを実現しよう。平和・くらし・いのちを守る思いを寄せてほしい」と語りました。

応援に駆け付けた山添拓参院議員は「区議時代は医療的なケアが必要な子どもの保育支援実現へ政治を動かしてきた」と紹介。「保育園を増やして待機児童をゼロにするなど酒井区長になって中野区政は少しづつ変わってきた。党の区議団を大きくし、区政をさらに前に進め、憲法を生かした区政を実現しよう」と訴えました。

区議補選には広川氏と、自民、維新、都民ファースト、生活者ネット、無所属の6人が立候補しています。

(「しんぶん赤旗」2022年5月17日付より)