15日告示(22日投票)された東京都中野区長選で、現区長の酒井直人氏(50)=無所属、日本共産党、立憲民主党、生活者ネット、都民ファーストなどが応援=は、「子供にやさしいまちづくりをさらに進める。ボトムアップで区民のために働く区政を前進させる」と訴えました。
酒井氏は、前区政による児童館と区立幼稚園の全廃・区立保育園の民営化を見直し、子どもの実態調査を行い、子育て施策を進めたことで、待機児童ゼロを実現したと報告。
「子育て世代の声を聞いてさらに進めたい。トップダウンの前区政に戻してはいけない。職員の声を生かし、ボトムアップの区政に」と語りました。
区長選は酒井氏と、自民党と右翼系区議、全区長が推す前区議の稲垣淳子氏(51)=無新=の一騎打ち。稲垣氏は開口一番に「共産主導の現区政にノー」と叫び、事実と異なる反共攻撃を全面に掲げて区民の分断をあおり、酒井氏を攻撃しました。
(「しんぶん赤旗」2022年5月17日付より)