練馬区長選・区議補選告示 吉田区長候補、やくし区議候補が第一声

吉田健一区長候補「区民が主役」

吉田健一候補

10日告示(17日投開票)された東京都練馬区長選で、市民と野党の共同候補の吉田健一氏(55)=無新、日本共産党、立憲民主党、社民党、生活者ネット、新社会党推薦=は、第一声で「区民が主役の区政を取り戻す」と訴えました。

吉田氏は、現区政が「コロナ禍で困っている人が大勢いるのに、区長が弱い立場の人を助けることができていない」と強調。支援の輪から落ちた学生向けの奨学金制度など「困っている人を助ける行政に変える」と呼びかけました。

応援に入った山本由美和光大学教授は「現区政が進める区立美術館、区立施設廃止計画の見直しを」、同区で子育て中の田場暁生弁護士は「公立保育園の廃止を中止させよう」と語りました。

共産党のとや英津子都議、立憲民主党の山岸一生、鈴木庸介両衆議院議員らが応援に駆け付けました。

区長選は吉田氏と、現職の前川燿男氏(76)=自民党、公明党、都民ファーストの会、国民民主推薦=との一騎打ちです。

 

やくし辰哉区議候補「命を守る」

やくし辰哉候補

10日告示(17日投開票)された東京都練馬区議補選(定数2)で、日本共産党のやくし辰哉候補(34)=元=は第一声で「共産党の議席を5から6に伸ばし、平和を守れの声を発信し、命とくらしを守る区政に転換する」と訴えました。

やくし候補は、保健所体制を現在の1から2か所に増設し、区独自の家賃補助を創設し「共産党を伸ばして命とくらしを守る区政にしよう」と語りました。

笠井亮衆院議員が応援に駆け付け「困った人のために頑張ってきた共産党を伸ばし、開発優先でトップダウンの現区政を切り替えよう。憲法9条を生かした平和外交で平和の枠組みを作る党を伸ばして、平和と安心の社会を作ろう」と呼びかけました。

市民と野党の共同候補の吉田健一区長候補もやくし氏を応援しました。

区議補選は定数2をやくし氏と、自民党の元職、立憲民主党の新人、無所属の新人2人の合計5人があらそいます。

 

(「しんぶん赤旗」2022年4月12日付より)