接種予約の支援に反響 墨田区の日本共産党

当事務所前のワクチン予約支援の掲示板=東京墨田区
新型コロナの3回目のワクチン接種を予約したくても「電話がつながらない」「インターネットのやり方がわからない」。東京都墨田区の日本共産党は、こうした声に応えようとネット予約の入力の手伝いをしています。

●1日180人に対応

「共産党はこんなことまでやってくれるんですね」。山下ひろみ区議事務所で予約を済ませた68歳女性が言います。党のビラ、宣伝カー宣伝、事務所前の掲示などで支援のことを知りました。この女性は「街頭でしゃべっていることを聞いてもよくわからない。もっと身近に来て、やっていることを話してくれたらいいのに」と激励・要望しました。

墨田区は、65歳以上の前倒し接種を22日から実施。25日に、31日~2月28日分の予約が始まりました。

党は、それに合わせて25日朝から区議事務所5カ所、区議候補事務所1カ所で支援を開始。25日だけで180人が予約しました。

村本ひろや区議候補事務所は、ビラ5千枚配布、ハンドマイク宣伝や訪問活動で事前に告知。村本氏は「直接事務所に来て予約の手伝いもしたが、事前に相手から必要事項を聞き、代わりに予約をとった人もいる」とし、コロナ感染に不安な人へのリモート支援も可能と話します。

●銭湯でも話題に

ある70代男性は「予約の電話がつながらない」と村本事務所に電話。すぐ対応すると喜ばれ、その男性が銭湯で仲間に共産党に支援されたことを話すと「それはよかったね」と言われたといいます。

いままで共産党とつながりのなかった人にも、「事務所の看板を見て来た」「宣伝カーの宣伝で知った」など反響が広がっており、区関係者から感謝の声が届いています。

党と後援会は、今回の取り組みの経験を生かし、区民への周知の仕方など工夫を凝らし、さらに頑張ろうと意気込んでいます。

(「しんぶん赤旗」2022年1月29日付より)