命脅かすオスプレイいらぬ 東京大集会

横田配備に反対

「日本のどこにもオスプレイはいらない」とアピールする集会参加者=21日、東京都福生市

米軍横田基地がある東京都福生(ふっさ)市で21日、「横田基地にオスプレイはいらない!」東京大集会が開かれ、オンラインを含めて1000人以上が参加しました。主催はオスプレイ反対東京連絡会。

東京地方労働組合評議会の荻原淳議長が主催者あいさつし、「特殊作戦機オスプレイの6機目が7月に横田基地に配備された。海外侵略の殴り込み部隊を運び、何度も墜落事故を起こしているオスプレイの配備、出撃拠点化は許せない」と述べました。

連絡会の岸本正人事務局長が基調報告し、「オスプレイはエンジントラブルの緊急着陸を繰り返している。全国で行っている危険な訓練は中止すべきだ。オスプレイ配備撤回を求める運動を強めよう」と呼びかけました。

危険なオスプレイ配備や飛行訓練に反対する全国各地の住民運動の代表が、オンラインで発言。「日本のどこにもオスプレイはいらない」全国統一署名や日米地位協定の改定などの運動を強める集会アピールを採択しました。

日本共産党の田村智子副委員長・参院議員、笠井亮衆院議員が紹介され、田村氏が国会報告。「命と生活を脅かす訓練をやめさせよう。たたかいを積み重ね、政権交代の声を国民多数に広げるため、ご一緒に頑張る」と表明しました。

立憲民主党の山岸一生、鈴木庸介両衆院議員、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党都連の青山秀雄代表のメッセージが紹介されました。

参加者は集会後、市内でデモ行進しました。

(「しんぶん赤旗」2021年11月22日付より)