東京都議選が告示された25日、日本共産党の志位和夫委員長は日野市・豊田駅前で、同市区(定数2)での日本共産党公認の清水とし子候補=新=を「市民と野党の共同候補として何としても押し上げよう」と応援演説を行いました。
志位氏は「全都で共産党を躍進させるためにも、日野市区で勝利することは要になっています」と強調。「清水さんは、あるが精一さんはじめ『市民応援団』の皆さん、立憲民主党、社民党などの応援を受け、市民と野党の共同候補として、激しく追い上げています」と述べるとともに、清水候補の勝利には前回の2倍の票が必要だが、まだ運動がそこまでは届いていないとして、「最後の最後までご支持の輪を広げ抜いてください」と力を込めました。
清水候補は「命を最優先にする都政に転換する。コロナ禍で都民の生活や営業は限界だ」と切り出し、コロナ危機の中で3000軒以上を回って声を聞いてきたとして、18歳までの医療費を無料にし、ジェンダー平等の願いは都民の切実な願いだと指摘。「現職2人を打ち破るのは簡単ではないが、市民と野党の共同候補として、皆さんの期待に必ず応えるにために駆け抜ける。必ず勝たせてください」と訴えると、聴衆は割れんばかりの拍手で応えました。
清水候補の「市民応援団」リーダーの、あるが精一前市議が「私たちの命を守るために清水さんを都議会に送る絶好のチャンスだ」と力説しました。
(2021年6月26日付「しんぶん赤旗」より)