「認可保育所増設は共産党躍進の結果」/小池書記局長が公明党の攻撃に反論

日本共産党の小池晃書記局長は5日、東京都葛飾区での街頭演説で、都の認可保育園の増設をめぐり、公明党が「共産党の条例提案が、認可保育所の増設につながったというのはウソ」と宣伝していることに対し、事実を示して反論しました。

小池氏は、「そもそも、一貫して認可保育所の増設を求めてきたのは共産党で、公明党ではない」と強調。そのうえで「日本共産党都議団が2013年都議選で8議席から17議席に躍進し、議案提出権を回復した。最初の都議会で提案したのが認可保育所の用地取得費を助成する条例案だ」と指摘。「そのとき公明党は条例案について『パフォーマンス』と攻撃し、否決した」と述べました。

小池氏は「共産党都議団の条例提案が、都内での認可保育所増設のネックになっていた土地確保問題に一石を投じ、東京都が認可保育園を増やしていく方向にかじを切った。その結果、8年間で保育予算は6倍、認可保育所は1・7倍に増えた。共産党都議団の躍進が、認可保育所増設につながったことは間違いない事実だ」と主張しました。

(2021年6月6日付「しんぶん赤旗」より)